
今一番話題になっているニュースを社長に語るだけで法人保険が売れるようになったらいかがでしょうか。
社長の興味のない話題や何度も聞いている相続や事業継承、保障の話でアプローチするのは時代遅れです。
トップセールスのニュースの雑談を法人保険に変えるノウハウを解説します。

成績が悪く、勉強に対するやる気がなかった子供が変わり、成績が急上昇した話を聞きました。
といってもその子の親が「勉強しなさい」と注意したり、「今勉強しないと後で大変になる」と忠告したわけでもありません。
親がやった事は、子供と一緒に未来を語る事。
将来何になりたいのか?をじっくり時間を掛けて話し合ったのです。
「水族館に勤めるイルカやオットセイのお医者さんになりたい!」
水族館が大好きなその子の夢が明確になったそうです。
明確になったら、理想的な未来を手に入れるためにはどうすればいいのかを親子で一緒に考えました。
大学の獣医学部に行かないとダメだという事を子供は理解し、そのためには今勉強しなければならないという結論に至ったといいます。
未来を語ることが現状を変える大きな原動力になった一例です。
あなたはプログラミングスクールの経営者です。
多くの生徒を集客したい時、あなたならどんな事をみんなに伝えますか?
スクールの良さ
先生の教え方の上手さ
スクールの安さ、お得さ、アフターフォローの良さ
こんな類の事をアピールするのが一般的ではないでしょうか。
私ならスクール自体をアピールするのは後回しにして
日本そして世界の未来を語ります。AIの発達、5Gの普及、メタバースなどなど・・・未来を語り、未来に起こる事を予想していけば
プログラマーの需要が高まることは明らかです。
こんな結論が導きだされれば、多くの人はプログラムのスキルを学ぶ事を自ら選択するのではないでしょうか。
学校自体をいきなりアピールするより集客できるようになると私は考えます。
未来を語ることでチャンスが生まれることって多いのでは。これらの話は法人開拓にに通じます。



いい情報を提供していい提案をしても、社長からなぜかYESがもらえない・・・
こんな悩みを抱える保険営業パーソンは多いでしょう。
あなたも同じような悔しい思いをしていませんか?
一方で以前インタビューした大田氏は時代や社会の変化に左右されることなしに、ずっと法人保険を売り続け、MDRT終身会員の日本を代表するトップセールスです。
といっても大田氏は設計書を片手に保険を売り込む事はありません。
保険や相続、事業継承など売り込みの匂いがプンプンするような話をアプローチで一切語りません。
大田氏が語るのは、勉強とプログラミングの話と全く同じで未来です。
社長に保険ではなく未来を語って保険を売っているのです。難しいトークは一切使いません。
大田氏がいつも語るのは、その時ニュースで話題になっている事です。
例えば今なら
サッカーワールドカップで日本がクロアチア戦で敗北したニュースは大きなチャンスを作ることができるでしょう。
森保一監督は敗戦後のインタビューでこんな事を語っていました。
「追いつきでなく、追い越せを考えていけば、必ず未来は変わると思います。」
この言葉を引用しながら、次のワールドカップはどうなるか、日本のサッカーの未来はどう変わるかを
社長と雑談して予測するのです。
つまり日本サッカーの未来の予測。
この話題をきっかけに、次に日本そして世界の未来を語り予想します。
間違いなく変化を社長と共有できるはずです。 共有できたら、大田氏はいつも「ある提案」を社長にするのです。
ほとんどの社長からは即答でYESがもらえるそうです。
これで話が大きく前に進むのです。
「社長、日本は変化しますから、この提案はいかがですか?」では同じ結果にはなりません。
今ニュースなどで話題になっている雑談から始めるから、思うような結果を手にできるのです。
もちろん法人開拓の武器になる雑談はサッカーだけではありません。
マイナンバーカード
バイデン大統領、トランプ元大統領
円安
こんな毎日ニュースで取り上げられる話題を大田氏はすべて法人開拓の武器に変えてしまいます。
雑談は語り方次第で武器になるのです。
また変化を共有できた後にする提案も秀逸。実は保険の提案をしません。
保険以外の提案をして最後に法人保険が売れてしまう提案なのです。大田氏のノウハウをもっと詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
【この記事を書いたのは↓】
内田拓男(
アイブライト有限会社代表取締役)

【プロフィール】
立教大→保険会社→代理店で独立→複数の保険代理店M&A→事業拡大も仲間割れで失敗→保険営業コンサルで再独立。2005年より保険営業トップセールスが売れる秘訣を語るインタビュー音声を販売(約75%の購入者がリピート購入しています)セミナーや動画ではなく、音声を聴く事が売れる人になる近道と確信。新日本保険新聞に連載12年。
お問い合わせはこちらから
- 関連記事
-
コメント